塗料について

塗料について

建物を守るのは、塗料の品質です

耐久性・防水性・美観を長く保つためには、適切な塗料選びが欠かせません。谷川建装では、建物の状況やご予算に合わせて最適な塗料をご提案いたします。

住まいを守るのは「塗料」の力です

外壁や屋根を長持ちさせるためには、どんな塗料を選ぶかが非常に重要です。
紫外線や雨風にさらされる建物を守る塗膜は、使う塗料の品質や特性によって耐久性・美観・防水性が大きく変わります。

谷川建装では、建物の状況やご希望に合わせて最適な塗料をご提案し、長く安心できる住環境づくりをサポートしています。

外壁塗装の塗料について

外壁塗装を行う上で最も大切な要素のひとつが「塗料選び」です。

塗料の種類やグレードによって耐用年数や機能性は大きく変わり、仕上がりの美観や維持費にも影響します。ここでは、外壁塗装に使われる代表的な塗料の特徴や選び方のポイントをご紹介します。

塗料の基礎知識

塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」から構成され、それぞれが色・耐久性・作業性に影響します。

  • 水性塗料と油性塗料:水性は環境負荷が少なく臭いも控えめ。油性は耐久性に優れ、過酷な環境下での使用に適しています。

  • 1液型と2液型:1液型は扱いやすさが魅力、2液型は硬化剤を混ぜることで高い耐久性を発揮します。

塗料の基礎を理解することで、失敗のない塗装計画が立てられます。

塗料の種類・グレード紹介

外壁塗装に使われる主な塗料は以下の通りです。

塗料の種類 耐用年数 特徴
アクリル塗料 約5〜7年 低価格で発色が良いが、耐久性は短め
ウレタン塗料 約7〜10年 柔軟性があり付帯部にも使用される
シリコン塗料 約10〜12年 コストと耐久性のバランスが良い定番塗料
ラジカル制御型塗料 約12〜15年 紫外線による劣化を防ぎ、耐久性が高い
フッ素塗料 約15〜20年 耐候性が抜群で公共建築物にも使用される
無機塗料 20年以上 非常に高い耐候性を持つ最新グレード

塗料の比較チャート

耐用年数・価格帯・特徴をまとめると、以下のようになります。

塗料の種類 耐用年数 価格帯 特徴
アクリル塗料 5〜7年 低価格で発色が良いが耐久性は短め
ウレタン塗料 7〜10年 ★★ 柔軟性があり付帯部にも使用される
シリコン塗料 10〜12年 ★★★ コストと耐久性のバランスが良い定番塗料
ラジカル制御型塗料 12〜15年 ★★★ 紫外線による劣化を防ぎ、耐久性が高い
フッ素塗料 15〜20年 ★★★★ 耐候性が抜群で公共建築物にも使用される
無機塗料 20年以上 ★★★★★ 非常に高い耐候性を持つ最新グレード

機能性塗料のご紹介

近年は「耐久性+機能性」を備えた塗料も人気です。

機能性塗料の種類 特徴 メリット
遮熱塗料 太陽光を反射して外壁や屋根の温度上昇を抑制 室内温度の上昇を防ぎ、省エネ・光熱費削減に貢献
断熱塗料 熱伝導を抑えて外気温の影響を軽減 夏は涼しく冬は暖かい快適な住環境を実現
低汚染塗料 雨水で汚れを洗い流すセルフクリーニング効果 外壁が長期間美観を維持でき、メンテナンスコストも削減
防カビ・防藻塗料 防カビ剤や防藻成分を配合し、微生物の発生を抑制 湿気の多い環境でも外壁の劣化を防ぎ、美観を保つ

住環境やご要望に応じて、最適な機能を持つ塗料を選ぶことが可能です。

目的別の塗料選びガイド

目的 おすすめ塗料 理由・メリット
コスト重視 シリコン塗料 価格と耐久性のバランスが良く、もっとも一般的でコストパフォーマンスに優れる
長期的なメンテナンス軽減 フッ素塗料・無機塗料 高い耐候性を持ち、15〜20年以上の長寿命で塗り替え回数を減らせる
デザイン性重視 クリア塗料・多彩模様仕上げ 外壁の質感や意匠を生かしつつ、美観を高めることができる
環境に配慮 水性塗料・低VOCタイプ 有機溶剤を抑え、臭いが少なく環境や人体への負担を軽減できる
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